TOP growとは growブログ ポスト2015アジェンダへ向けての共同提言書~人々の土地への権利:モニタリングのための指標のあり方~

ポスト2015アジェンダへ向けての共同提言書~人々の土地への権利:モニタリングのための指標のあり方~

2015.4.23

オックスファムは、ポスト2015アジェンダの中に土地への権利を重要事項として位置づけるべきとした報告書(「ポスト2015アジェンダへ向けての共同提言書~人々の「土地への権利」の実現と保護に向けて~」)に引き続き、そのモニタリングのための指標に関する報告書を発表しました。先の報告書では、貧困状態にある人々の、土地への権利を守ることの重要性を提言しました。本報告書では、土地への権利がいかに確保され守られているかの進捗をはかるための具体的な指標について、提言しています。

具体的には、以下の二つの指標を提案しています。
1.土地保有の権利を保持している、女性/男性/地域住民/地域社会の割合
(1)文書などの形で、土地への法的権利が確認できる割合
(2)土地への権利が認められ、守られていると認識する人々の割合
この指標は、目標1.4の進捗をモニタリングする上で最も有効ですが、目標2・5・10・11・15の進捗もまたはかることができます。
2.地域住民または地域社会が保有する共有地の割合
この指標は、目標2.3の進捗を、補完的に測るためのものとして有効です。

これらの指標を用いることで、農業に従事する現地住民が、公平に土地を利用し、食料を確保できているか把握することができます。また同時に、対象を男女別に細分化しているという点で、ジェンダーにおける課題を前進させるための取り組みとしても機能します。このように、今回オックスファムが提案している指標は、複数のSDGsの進捗状況調査に有用です。

ポスト2015アジェンダでは、SDGs達成に向けて、土地への権利が確保し、守ることの重要性がしっかりと認識され、具体的指標をともなう形で、位置づけられることが重要です。


報告書全文(英語)
「Land Rights Indicators in the Post-2015 SDGs –Recommendations for Inter-Agency Expert Group & Other Policymakers」

https://www.oxfam.org/sites/www.oxfam.org/files/file_attachments/post2015_landrightsindicators_10marchb.pdf