TOP 友産友消

「友産友消」とは、「友だち」が作ったものを「友だち」として食べることの提案。

それは、私たちの日々の食卓や生活を豊かにするだけでなく、 壊れた世界の食料システムを変えていくための一歩です。

「自給自足」の中にもある「友産友消」へ

「自給自足」には、少し大変そうなイメージがあるかもしれません。でも、農村や途上国とよばれる国々で実際に自給自足を行う人たちは、地域の仲間と収穫の恵みを季節ごとに分け合い、活かし合って暮らしています。自然と地域のつながりにこそ自給自足の姿があります。こうしたつながりは、楽しくて、嬉しくて、豊かなものです。

「世界中の友だちと囲む大きな食卓」

顔の見える友だちと分け合って食べる気持ちを地球規模でも実践してみましょう。世界では、8人に1人がお腹を空かせています。私たちの「食べ方」は、飢餓と貧困、無責任な食料生産のありかた、地球温暖化ともつながっています。どのような「食べ方」をすることで私たちの想い描く世界に近づけるでしょうか。友だちと食べ物を分け合う地球、という大きな食卓で考えてみましょう。

「地産池消」するように「友産友消」を

大量生産・大量消費を中心とした流通の中にいる私たち。誰かが畑に向き合い、工夫を重ねて野菜や果物をつくっている様子を想像するのは難しいことも。でも、小規模生産者や、フェアトレードなど、つくった人の顔の見える食べものを選ぶことで、私たちのキッチンからでも、生産者に寄り添うことができます。その地域での取組みを応援する中で、食卓には物語が増えていきます。

人間の都合ばかりでない「友産友消」

どの作物をとっても、人間だけで育てられるものなんてありません。土や水、そこに住む無数の微生物、虫やミミズ、花粉を運ぶハチや、種を運ぶ鳥。他の生き物の力を借りて、複雑に関わり合いながら食べ物は育ちます。この地球で、これからも美味しく食べていくために、生態系のあらゆる生き物に必用な環境を保ち、さまざまな生きものとも仲良く「友産友消」していきましょう。
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